パラグアイに行こう(3代目)

パラグアイの首都アスンシオン市からの発信です!!

政治・経済

サンティアゴ・ペーニャ新大統領(2023年 8月15日)

今年4月に行なわれた大統領選挙で当選したサンティアゴ・ペーニャ新大統領が就任しました。

パラグアイ大統領 “台湾重視“示す 南米で唯一 外交関係もつ(NHK)

南米で唯一、台湾と外交関係をもつパラグアイで新しく就任したペニャ大統領は、台湾との関係を引き続き重視する考えを示しました。就任式には台湾の頼清徳副総統も出席し、両国関係が深まることに期待を示しました。南米のパラグアイでは、ことし4月の大統領選挙で元財務相のサンティアゴ・ペニャ氏が当選し15日、首都アスンシオンで大統領の就任式が行われました。パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係をもっていて、就任式には南米各国の首脳などと並んで台湾の頼清徳副総統が出席しました。ペニャ氏は演説で「地政学的な観点から同盟や協力関係を築いていく。台湾との関係がその一つの手本となる」と指摘しました。その上で台湾について「同盟関係にあるというだけでなく、きょうだいのような親しみを感じている」とも述べ、台湾との外交関係を引き続き重視する考えを示しました。就任式に出席した台湾の頼副総統は「パラグアイと台湾は地理的に遠く離れているが、66年以上続く友情が変わることはない」とSNSに投稿し、両国関係が深まることに期待を示しました。頼副総統は、16日にアメリカ・サンフランシスコを経由して18日に台湾へ戻る予定です。サンフランシスコでは台湾との窓口機関のトップを務めるホワイトハウスの元高官と会談する見通しで、中国は強く反発しています。

パラグアイ大統領就任式、ペニャ氏「同盟構築」台湾副総統出席(ロイター)

南米パラグアイで15日、サンティアゴ・ペニャ氏(44)が大統領に就任した。台湾の頼清徳副総統も出席した就任式では、今後5年間について「同盟を構築」し、「確固とした倫理的なリーダーシップ」を発揮すると述べた。パラグアイは台湾と正式な外交関係を保っている数少ない国の一つ。ペニャ新大統領は就任演説で「われわれは戦略地政学的なビジョンを持って同盟と協力を構築していく」と表明。台湾との関係は「この例であり、パラグアイの各国との友好的で協力的な精神を示すものだ」と述べた。元財務相のペニャ氏は、長年にわたってパラグアイの政治を支配してきた保守的なコロラド党の候補として4月の選挙で勝利。農業を中心とした経済の回復を後押しするため、雇用創出、低い税、外国投資の誘致に焦点を当てた親ビジネス政策を掲げ、中国市場へのアクセスを望む農民からの圧力にもかかわらず、台湾との数十年にわたる外交関係を堅持すると約束した。

(略歴)

1978年11月16日生まれ、アスンシオン・カトリック大学で経済学の学位を取得後、コロンビア大学国際公共政策大学院で行政学の学位を取得した。1999年から2012年まで経済学者として活動し、2005年には母校のアスンシオン・カトリック大学の経済学教授となった。2012年にはパラグアイ中央銀行理事会メンバーに選出される。2017年にはジョージ・ワシントン大学に客員教授として招待されている。2015年カルテス大統領は、ペニャを財務相に任命した。2016年10月29日に青党から赤党に入党した。ペニャが突然の入党を果たしたため、赤党員は物議を醸した。2017年12月の赤党大統領予備選挙で、56万4811票(50.93%)対48万114票(43.29%)でアブド候補に敗れた。

新閣僚

エンリケ・リエラ 内務大臣

ロランド・デ・バロス・バレト 環境・持続可能開発大臣(MADES)

ルイス・ラミレス 教育科学大臣(MEC)

カルロス・フェルナンデス・バルドビノス 財務大臣

カルロス・ギメネス 農牧大臣(MAG)

タデオ・ロハス 社会開発大臣

オスカル・ゴンサレス将軍 国防大臣

ハビエル・ギメネス 産業・商業大臣(MIC)

ウォルター・グティエレス 児童青少年大臣

グスタボ・ビジャテ 情報通信技術大臣

アンヘル・バルキーニ 法務大臣

シンシア・フィゲレド、女性大臣

クラウディア・セントゥリオン 公共事業・通信大臣

ルベン・ラミレス・レスカノ 外務大臣

マリア・テレサ・バラン 厚生大臣

モニカ・レカルデ 労働・雇用・社会保障大臣(MTESS)

フアン・カルロス・バルハ 都市計画住宅保全大臣(MUVH)

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